ＴＰＯに合わせた時計を着けなければいけないと聞いたり見たりしたことはありませんか？
例えばお葬式では黒ベルトに白文字盤の腕時計をしなければいけないとか…
それで困ってる人もいるんじゃないでしょうか？
場面場面で時計を変えなきゃいけないの？
いったい何本必要になるの…？
ＴＰＯに合わせた時計なんて考えなきゃいけないなんてきりがないでしょう。
時計が大好きで何本も持っていてこだわりがある人なら、場面場面で腕時計を替える人もいるでしょうが、
あくまでそれはその人のこだわりであって、ルールではありません。
ＴＰＯに合わせた時計を！なんて事は近年になって言い出したことなんですよ。
マナー講師とか一部の販売店とか…つまりビジネスの延長なんでしょう。
数百年前に腕時計が生まれたヨーロッパの王室や紳士の国英国王室の式典なんかを見てください。
王子や王女の腕元が写ることもありますが、普通にメタルバンドの腕時計やブルー文字盤の腕時計とか、色々してますよ。
紳士淑女の嗜みとして腕時計のＴＰＯなんて無いと言う事がわかります。
とは言え、自分が着けるにはどんな腕時計が良いのかは気になるし迷うところですよね。
この記事では、どんな腕時計を付けようか迷った時の１つの回答を示します。
この記事を読めば、時計は欲しいけどどんな時計が良いかな…と迷っている人も、
こんな腕時計が良いかも！
と、自分自身の着ける腕時計がイメージできるようになるかもしれません。
結論としては自由に腕時計を楽しんでくださいと言いたい。
少しでも気に入った時計を自由に着けて楽しめば、どんどん愛着がわいてきます。
いずれは無くてはならない相棒の一本になるかもしれません。
ＴＰＯに合わせて腕時計って何本も必要なの？
腕時計に興味を持ってちょっと調べたりすると必ずこの疑問にぶち当たりますよね。
多くのマナー本やサイトにも書いてます。
もっともよく見かけるのが、
葬儀や法事の時の腕時計は黒ベルトに白文字版の時計が基本！
と言うもの。
なるほど、黒の礼服着ていくわけだし、腕時計もそうなんだなあ…と信じずにはいられません。
何本も時計を買っていたらきりがない
いやいや、ちょっと待って。信じるには早いです。だって、
冠婚葬祭だけで、４本も腕時計が必要なんですか？
例えば自身の周りに腕時計４本も持っている人ってそんなにいるでしょうか？
家族、友達、同僚、上司…思い浮かべてもそうは思い浮かばないんじゃないかな。
何本も持ってる時計好きは用意してる人もいるが、それは少数派
もちろん、何本も腕時計を持っていて、場面場面で付け替えている人がいます。
しかしそう言う人達は、元々腕時計が好きな人達でしょう。
少数派、ある意味腕時計マニアと言って差し支えない方々が殆どでしょう。
かく言う僕もたくさん持ってます。安い物からお高めの物まで。
なんせ…
こんなブログ書いてるくらいのマニアですから。
時計に限らず全ての事柄で常識は必要、ＴＰＯではなく常識
もちろん常識は必要です。それは腕時計だって同じ。
例えば蛍光色でピカピカ光る腕時計を葬儀の場に着けていくのはまずい。
それはＴＰＯ云々ではなく常識が無いって言うんです。
つまり腕時計に限った事ではなく、全ての物事で共通の多数派認識です。
葬儀にカラフルなスニーカーやピンクのスーツ着ていきませんよね？
それと同じことです。
常識の範囲内であれば黒ベルトだって茶色ベルトだって白文字版だって青文字盤だってなんでも良い。
と言うことなんです。
ＴＰＯに合わせた腕時計とは近年になって突然言い出された事
そもそも、葬儀の腕時計とか、他にも新入社員は〇〇な腕時計を…とかですね、
昔はほとんど言ってなかったですよ。
ある時から突然そんな声が出てきて増えました。
２０年ほど前から突然広まりだした新マナー？
２０年ほど前に、新入社員研修などで講義するマナー講師が流行りまして、
その時に新設のマナーが色々誕生します。
大々的にはそこでＴＰＯの時計云々も誕生しました。
そこに乗っていくスタイルの販売店なども増えていった経緯がありました。
いや、間違ってない、ビジネスとして新しい需要を創造するのは間違ってないと思います。
ただ、このブログ読んでくれた人には、そこは知っておいてもらいたいだけです。
腕時計発祥の地ヨーロッパ王室の式典でも腕時計はバラバラ
機会があったらヨーロッパ王室の式典のニュースなどを見てみると面白いです。
腕元には様々な腕時計がさりげなく光ってますよ。
ちなみにかのロイヤルファミリー、英国王室のウイリアム王子の腕元にはいつもオメガシーマスターが光ってますよね。
意外にも庶民派なんだなってイメージです。（もちろんオメガは素晴らしい高級時計です）
サミットや国際会議での各国首脳の時計もバラバラ
各国首脳が集まる国際会議の場でも腕時計に共通の志向なんてありませんよね。
例えば日本の岸田総理大臣はセイコーのアストロンを着用してます。
総理大臣になる前はデイトナを愛用していることが多かったですが、
日本のトップとなったからにはやはりメイドインジャパンをＰＲする狙いもあるのかも。
ちなみに河野太郎氏は２０１９年の日韓外相会談時に、
「金時計をこれ見よがしに見せて金満アピールか！」
なんて一部の人に批判されましたが、
竹製の腕時計でした！（リンク元：HUFFPOST）
なんてオチも。
そもそも金時計だって、
外野からとやかく言われるいわれは無いんだけどね！
紳士淑女の嗜みとしてのＴＰＯにあった腕時計なんて元々ない
ここまででわかるように、
ＴＰＯにあわせて○○の時は○○な腕時計を！なんて、
マナーや伝統は存在しない！
この主張を強く申し上げておきます。
自分はどんな時計を着ければ良いか迷う事はある
でもＴＰＯに惑わされる必要はないとは言え、どんな時計を使おうか当然迷いは生まれますよね。
時計って言っても色々ありすぎて、どんな腕時計が良いのかわからないわ。
特に今まで腕時計を使って無かった人にとっては最初の１本なのだから、
何を使うべきか、何が良いのか、迷うのは当然です。
僕も初めて自分で時計を買うときには、何にしようかさんざん迷ったものです。
結局、その時買った時計で大失敗してしまったのですが、そのエピソードはまた別の記事で書きます。
腕時計に迷った時は参考までに～おすすめの腕時計
ここでは迷った時の参考までに、おすすめの腕時計をピックアップします。
各ブランドの正規代理店が運営するサイトのためアフターサービスも安心です。
もちろん、自分で他に欲しい時計があるならばそれが一番ですから。
どうすれば良いか悩んでる人に多少でも参考になれば幸いです。
自由に腕時計を楽しもう！
長々と書いてきましたが、結論としては、
自由に自分の腕時計を楽しもう！
と言うことです。
常に自分の腕に着けて行動を共にし、傍らで時を刻み続けている腕時計は、自分の相棒になります。
大げさではなく本当に相棒のような存在になり得ます。
そんなお気に入りの１本に出会うのは嬉しいものですよ。
ぜひとも未来の相棒時計を探してみてください。
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